拝啓 元カレ上司サマ

麗香は一番奥の席に座らされる。

男性陣側も一番奥の席が空いているから、遅れている残り一人が座るのだろうが、未だ姿を現さないその一人が気になる麗香だった。

そんな麗香を余所に、他の四人は目配せしている。

そう、彼らはもう既に面識があるのだ。

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