拝啓 元カレ上司サマ

まだまだこれから踏ん張らなければと、宗也は決意を新たにするのだった。

しかしながら、徐々にではあるけれども、体調の優れない日が増えてきたのは事実で、心の内では不安に感じているのだった。

それを知ってか知らずか麗香が常に寄り添い、身体だけではなく心のケアまでしてくれる。

主治医に色々相談して、夫に尽くす日々。

彼女の本心を言えば、一日でも長く愛する宗也に生きていて欲しいばかりで、麗香も不安で不安で仕方がないのだ。

子供達だって、父親との触れ合いは大切だろう。

両家の支援を受けながら、宗也と麗香達は懸命に家族の絆を作っていくのだった。



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