拝啓 元カレ上司サマ

終わりの始まり


ここ半月ばかり、宗也の体調が芳しくない。

そんな自分の状態を、宗也はもどかしく感じている。

身体が辛い時は会社を休むが、それでも子供達との触れ合いを欠かさない。

息が切れてきてもタンが絡んでも、笑顔を絶やさず子供をあやす。

子供達の動きは激しくて、本当は付いていくのがやっとなのだ。

それでも、皆が嬉しそうにしてくれるから、宗也は頑張るのだった。
















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