拝啓 元カレ上司サマ
未来のために

こんにちは!未来


宗也が亡くなって、日毎にやつれていく親友のことを心配した沙穂は、何度となく麗香の自宅を訪れて、励まし続けてきた。

子供達の学校や保育園関係のこと以外には、ほぼ外出しないで自宅で子供達と過ごしていた麗香。

それでも、子供達は遊びに連れて行けとうるさいので、休日になると親族の誰かが彼らを何処かへと連れ出してくれる。

日々の買い物などは、田上の実家がお手伝いさんを雇ってくれて、麗香は家事のほとんどをする必要はない。











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