拝啓 元カレ上司サマ

どうやって家に戻って来たのかも分からないくらいに動揺していた麗香だが、ペットボトルの水をごくごく飲んで、やっと落ち着いて来た。

「大人げなかったかな…。でも、本当に嫌だったんだもの。謝罪も言い訳も聞きたくないし」

ハーッと大きく息を吐いて、先程のやり取りを思い出した。







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