拝啓 元カレ上司サマ
御遠慮ください
何を言っているのと、幸二郎をの口を塞ぐが、遅かった。
「おじさんも、君達のママが大好きだよ」
その後、悠一郎と薫子も参戦して、キャッキャ、キャッキャと楽しそうに、煌太と遊んでいる子供達を見ていた麗香だった。
だがしかし、ぽっと出の煌太に可愛い子供達がとられたようで、少しばかり悔しくなって、三人を“おじちゃん”をから離す。
「さあ、もうお家に帰りますよ」
薫子を抱っこして幸二郎と手を取り、悠一郎に荷物係をさせて、叔父夫婦に軽く挨拶をしてから、足早に車に向かおうとした。
すると、手伝うよ、と煌太が幸二郎を抱っこする。