拝啓 元カレ上司サマ

それでも、もう一度煌太の手を取っても良いのだろうかと、自問自答する。

また何事かがあって、裏切られるのではないか?

例え子供達と上手くいったとしても、麗香と煌太が以前のような関係になれるとは限らない。

いくら考えても、体調不良の状態では堂々巡りとなってしまう。

ここはもう薬を飲んで寝ておこうと、麗香はベッドで毛布に包まった。





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