拝啓 元カレ上司サマ

「…そうなんだよ!麗香は可愛いんだよ。良いだろう?今もこれからも、俺んだから…おうおう、悔しかったら、生き返ってみろよ…ハハハ、任せとけ、一生俺が守るから、安心しろよ…ハハハ……」

土曜日の深夜、寝室で寝ていた麗香は、小さく聞こえてきた煌太の声で目が覚めた。

こんな夜中に誰かと電話だろうかと、リビングを覗いてみる。

すると、煌太のPCに誰かの顔が写っていて、スカイプでもしているのだろうか。

そして麗香は、あらら、あの人知っているわと、部屋に駆け込んで行った。




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