愛しの生徒〜リングに秘められた言葉〜【中】




「噂ってなんだよ。」


俺は、立ち上がって職員室の前まで歩いた。。


そして、ドアを開ける前に悠夜の方に顔を向けた。。

「瀬戸先生が人の男とるってこと。。」


瀬戸先生が??


「嘘くさ。」


俺は、ドアに手をかけた。

ガララ…


「千野先生っ…」


やっぱ噂をすれば人って現れるもんなんだな…


「瀬戸先生…」


「準!本当だからな!」


悠夜は、そう言って自分の席へ向かった。


「……千野先生…あの、昨日…は…」


昨日……?あぁ、


「…すみません。昨日は。」


「いえ、いいんです。」


何か言いたそうだったが瀬戸先生は、教頭に呼ばれた。。





……はぁー





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