あなたが私を忘れても、私はずっとあなたを忘れない
たくさんの手紙の中には、恐怖と感謝の言葉がたくさんあふれていた。

読んでいくたびに、涙がこぼれていく。おばあちゃんの思いに気づけなかった自分が悔しい。

おばあちゃんは、こんなにも私たちを愛してくれていた。全てを忘れても、おばあちゃんであることに変わりはない。

大丈夫、あなたのことを忘れたりしないから。おばあちゃんの思い、ちゃんと受け止めたから。

涙は、あふれて止まらない。嬉しさや悲しさが混ざり合って、過去の記憶が蘇る。

過去の悲しみ、苦しみ、楽しかったこと、幸せだったことーーー。

今でも、あなたは私の大切な人。これから先も、ずっと……。
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