Love is GAME
気が重い。

断られたら……

その時は、部屋まで行かない。

もう京太郎に気持ちがないなら、抱かれたくない。

勝手だけど、そう決めた。


ホテルの入り口が開いた。

京太郎が、受付に鍵を取りに行く。


「待って。京太郎。」

京太郎が振り返る。

「話があるの。」

真っすぐ、京太郎の顔を見た。

「なに?」
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