Love is GAME
「野村。こんな事して、いいと思ってるのか!」

京太郎は立ち上がって、彼に言い寄っている。

「止めて、京太郎さん。」

「おまえは、引っ込んでろ。」

私が間に入ろうとしても、受付てくれなかった。


「いいとは思っていません。でも、我慢できなかったんだから、仕方ないでしょう。」

「何!?」

二人共顔を合わせて、一歩も退かない。

「先輩に謝って下さい。」

「何だと?」

「先輩の気持ちを、無碍にした事、謝って下さい。」

京太郎は、ちらっと私を見る。
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