Love is GAME
「七恵さんだって、そう思うだろ?」

「う……ん……」

「でも、まだ何か悩んでそうだね。」

彼は、私の心を見つめてくれる。

本当は、彼のような人が、私のパートナーになってくれたら、私も幸せになれるんだろうって、思うけれど。

何かが違うと、自分の心の中が叫んでいる。

でも、いい。

そんな事、考えている暇なんてない。


「野村君、優しいんだね。」

私はさりげなく、彼の肩に身を預けた。

「ねえ、野村君。私、早く野村君のモノになりたい。」

意味、分かってくれるかな。
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