Love is GAME
「ちょっと……」

「照れてる七恵さんも、可愛いね。」

彼は勝ち誇った目で、私を見降ろした。

咄嗟に、下から睨みつけてやった。

「おっと、すみません。」

直ぐに引く彼は、年下の分を分かっているからなのだろうか。

「さっきの事、直ぐにとは言いません。二人の初めての夜ですからね。」

そしてにっこりと笑った。

「……ありがとう。」


これは私から、誘えって事なのかしら。

面倒な事になったわ。

どこの女が、この日SEXしたいって言うのよ。
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