稲荷と神の縁結び
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翌日。
私はアラームと共に起きて、身支度を整える。
仕事用のオフィスカジュアルではなくて作務衣に着替えると、真っ先にお稲荷さまにお参りに行った。
勿論米もお皿に盛って。
そして願うことは‐一つだけだ。
(どうか…どうか売上が下がっていませんように…!!)
上げろという欲は言わないので、どうか下がりませんように。
それだけお願いをして、米を回収して炊飯器に。
そして米が炊ける間、庭掃除と朝食の支度に取り掛かった。
その後は我ながら良い手際で、八時前には朝食の支度もお弁当作りも終了。
まぁ実家にいた頃は、家族全員分+兄家の朝食やら弁当の支度もローテーションで行っていたので、二人分だと随分楽に感じる。
「おはよう」
八時過ぎ、清貴さんがキッチンにやって来た。
既にワイシャツ・スラックス姿で、ジャケットと鞄も持っている。
「おはようございます。味噌汁を準備するので、お座りください」
翌日。
私はアラームと共に起きて、身支度を整える。
仕事用のオフィスカジュアルではなくて作務衣に着替えると、真っ先にお稲荷さまにお参りに行った。
勿論米もお皿に盛って。
そして願うことは‐一つだけだ。
(どうか…どうか売上が下がっていませんように…!!)
上げろという欲は言わないので、どうか下がりませんように。
それだけお願いをして、米を回収して炊飯器に。
そして米が炊ける間、庭掃除と朝食の支度に取り掛かった。
その後は我ながら良い手際で、八時前には朝食の支度もお弁当作りも終了。
まぁ実家にいた頃は、家族全員分+兄家の朝食やら弁当の支度もローテーションで行っていたので、二人分だと随分楽に感じる。
「おはよう」
八時過ぎ、清貴さんがキッチンにやって来た。
既にワイシャツ・スラックス姿で、ジャケットと鞄も持っている。
「おはようございます。味噌汁を準備するので、お座りください」