呪桜 キミ思フ
「桜華さん……ですか??」

誰?なんであたしの名前を知っているのよ
ってとっさに思った

「えぇ。そうですけど?」
「僕は、ここ、桜田神社の神主の息子で跡継ぎの駿と申します
 宜しくお願いします」
「駿?よろしくね!
 あたしの名前はもう知っているでしょうけど、桜の華と書いて桜華よ。
 これから居候しますけど、御気になさらずに!」

そう、これがのちに大切な人物となる駿との出会いだった
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