たとえ君が消えたとしても
机の中を見ると、ゴミだらけだ。


私は無表情で、ゴミを捨てた。


その時、机に影が差した。


顔を上げると、クラスでも目立つケバイ女子数人が立っていた。


「あんた、聖羅と美香様にあんなことしておいて、よく学校来れるよね」


「マジありえない」


「ねー」
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