嘘の告白を君に。
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拝啓、神咲みちる様へ。
お元気ですか?俺は今は元気です。
風邪など引いていませんか?
…それで、ここからが本題なんだけど。
まず、ごめんなさい。
あの時あんなこと言って…もう信じて貰えないかもしれないけど、
あんなこと本当に思ってないから。
みちるに好きって言って貰えた時、死ぬほど嬉しかった。
あ、最初のみちるの告白が嘘だって知ってたのは本当だよ。
だって、みちるは気づいてないかもしれないけど…目泳いでたし顔に嘘だって書いてたよ笑。
それでもいいから…みちるの隣にいたいって思ったんだ。
でも、俺には時間がないからさ。
…ねぇ、みちる…俺みちるに嘘ついてた。
実はさ、6歳の時に受けた手術失敗したんだ。
みちるに言われた通り頑張ったんだけどな…ダメだったよ。
病院の先生に言われたんだ、20歳まで生きられないって。
だから、この手紙がみちるに届いてる頃には俺はもういないかもしれない。