嘘の告白を君に。



だから、みちるを突き放そうと思ったんだ。



俺が死んだ時にみちるが泣かないように。



すぐに俺を忘れて他の誰かと幸せになれるように。




だからあの時、突き放したんだけど…上手く芝居できてたかな?




できてたらいいなぁ。




って、この手紙書いてる時点でダメなんだけどね。





あ、この手紙読んだらすぐに捨てていいから!




あと、俺のこと忘れていいから。




嫌いなままでもいいから…だから、





最後に…俺みちるのこと好きになってよかった。




最初で最後の彼女がみちるでよかった。




ありがとう、さようなら。





相賀 愛斗




 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

< 28 / 45 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop