雨の日の夜、決して交わることない私たちは出会ってしまった




倉庫に着いて、さっきと同じよう奏さんが私を抱っこしてバイクから降ろしてくれた。



これ、よくよく考えてみるとめちゃくちゃ恥ずかしいよ!?




だってさ、同い年の男の子にお姫様抱っこされてるんだもん。




奏さんは恥ずかしいと思わないのかな




やっぱ天然タラシだから平気なのかな



バイクから降ろして貰って二人で倉庫の入り口まで歩いてきた。




この前はあんまり見てなかったから気づかなかったけど、凄く広いし綺麗。




暴走族ってお金持ちなのかな





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