バックステージ☆
「ポンちゃんどうしよう、
あたし、恋愛がしたいかもしれない」
私の目からとめどなく流れ出した涙に、ポンちゃんは優しく紙ナプキンを当てた。
「恋愛したいと思うのは、
その相手が現れてしまったからよね」
そう言うと、ポンちゃんは、うっ、とうめいて、ズズっと勢いよく鼻水をすすった。
「うちの社長が全部悪いわ」
ポンちゃんまで泣き出した。ポンちゃんは、私の所属する事務所の社長が好きなのだ。
「ひどいよね。社長…ポンちゃんの心を奪って、
私には恋愛を禁止して…」
私達はさめざめと泣き、氷の溶けた水をすすった。
しばらくして、ポンちゃんは立ち上がった。
「成就させよう、かーやの思い、
どうにかして五十嵐蒼に伝えよう」
あたし、恋愛がしたいかもしれない」
私の目からとめどなく流れ出した涙に、ポンちゃんは優しく紙ナプキンを当てた。
「恋愛したいと思うのは、
その相手が現れてしまったからよね」
そう言うと、ポンちゃんは、うっ、とうめいて、ズズっと勢いよく鼻水をすすった。
「うちの社長が全部悪いわ」
ポンちゃんまで泣き出した。ポンちゃんは、私の所属する事務所の社長が好きなのだ。
「ひどいよね。社長…ポンちゃんの心を奪って、
私には恋愛を禁止して…」
私達はさめざめと泣き、氷の溶けた水をすすった。
しばらくして、ポンちゃんは立ち上がった。
「成就させよう、かーやの思い、
どうにかして五十嵐蒼に伝えよう」