星の降る世界



星が流れるなか、瑠璃と遥の声だけが聞こえてくる。




「遥君はなにか願うの?」




「おしえない」




「えー!ケチ…。」




「ふっ、ケチで結構」




なんて楽しそうに話している。




「智尋!智尋は?」




「…まだ決めてない」




「…そっか。私は決まったよ!」




そして瑠璃は私にだけ聞こえる声で…




「今日の告白がうまくいきますように」




えへへ。と瑠璃は笑った。





なんで…私…










泣きそうになってるの?



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