星の降る世界
こんなの前からわかってたことじゃん。
瑠璃は遥が好きで、遥は瑠璃が好き。
今私が泣きそうになってる理由だってもうとっくにわかってる。
遥が私のことが嫌いってわかったときも、
遥が瑠璃のことが好きってわかったときも、
さっき、瑠璃と楽しそうに話しているときも、
胸が締め付けられるように痛かったのは…
私が遥のこと好きだから。
だけど私は認めたくなくて、いつも強がっていた。
私だって本当は遥の隣がよかった。