*SOUZI*
翌日

斎藤が誘われ、その日の夕方
分離の申し入れがあった

「わかった」

円満に事を済ませる為、近藤が許可した





翌日の昼




「光さん!!」

門番の歓喜の声に出迎えられ、光が新選組に女中として戻った


「ただいま戻りました
また、お世話になります」


久しぶりに見るあの頃の平隊士は、すっかり新入りら指南役を任されていた


「皆さん!とっても素敵です!」


光が誉めるほど、輝いて見えた


「光さんに良いとこ見せたくて!」


光が笑顔を見せれば、士気が上がった


沖田は、そんな光と隊士を遠目に見ていた
こっちを向け

夢と同じように願った


しかし、光は


あの頃と同じように
ぺこりとお辞儀する




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