*SOUZI*
九
「沖田さん格好ええなぁ!!」
女中達に絶大な人気だった
光は、そういう話になると
その場を去る
女中達を休みにした日
幹部会議に光が参加した
「これ、沖田さんに
こっちは、慎太郎に」
刀を2人に渡した試作品を慎太郎
本物を沖田へ
本物には、見覚えのない鞘
「これ…」
「その刀の鞘です
前は、試作品のを使ってたでしょう?」
皆が鞘をマジマジと見る
「ありませんよ
私が家定様の実子だという印なんて
だって、私は家定様の御子ではないのですから!」
1番驚いたのは、慎太郎
「しかし!臨終の際にわざわざ呼ばれただろう!!」
「ええ 御子のフリをしてくれと
頼まれたのよ
でも、もう徳川の隠密じゃないし
慎太郎にきちんと言いたくて」
女中達に絶大な人気だった
光は、そういう話になると
その場を去る
女中達を休みにした日
幹部会議に光が参加した
「これ、沖田さんに
こっちは、慎太郎に」
刀を2人に渡した試作品を慎太郎
本物を沖田へ
本物には、見覚えのない鞘
「これ…」
「その刀の鞘です
前は、試作品のを使ってたでしょう?」
皆が鞘をマジマジと見る
「ありませんよ
私が家定様の実子だという印なんて
だって、私は家定様の御子ではないのですから!」
1番驚いたのは、慎太郎
「しかし!臨終の際にわざわざ呼ばれただろう!!」
「ええ 御子のフリをしてくれと
頼まれたのよ
でも、もう徳川の隠密じゃないし
慎太郎にきちんと言いたくて」