*SOUZI*
憔悴している慎太郎を元気づけようと
土方が散歩に連れ出した
「土方…」
「ん?」
「俺、光をコッソリつけたことがあるんだ… 新選組から江戸に戻った時…
光が新選組の募集を手伝っていると思ったから」
天を仰ぐ
「光、流産して寝込んでた」
「俺は、流産が原因で体調を崩していたと知っていたのに
こんなに悪くなると思ってなくて
知らないフリをした
容保様が気づいてくれて、医者は治ると言ってくれたんだ!
なのに… 悪くなるばかりで…
光… 大丈夫だからって笑って
刀を治すのに、無理して
俺は、体調不良もわからなくて」
「慎太郎 俺は、あの幸せそうな顔を
忘れられない
新選組に女中として、入った頃より
総司に看取られたあの笑顔が
本当に綺麗だと思う
光は、幸せだったんだ」
土方が散歩に連れ出した
「土方…」
「ん?」
「俺、光をコッソリつけたことがあるんだ… 新選組から江戸に戻った時…
光が新選組の募集を手伝っていると思ったから」
天を仰ぐ
「光、流産して寝込んでた」
「俺は、流産が原因で体調を崩していたと知っていたのに
こんなに悪くなると思ってなくて
知らないフリをした
容保様が気づいてくれて、医者は治ると言ってくれたんだ!
なのに… 悪くなるばかりで…
光… 大丈夫だからって笑って
刀を治すのに、無理して
俺は、体調不良もわからなくて」
「慎太郎 俺は、あの幸せそうな顔を
忘れられない
新選組に女中として、入った頃より
総司に看取られたあの笑顔が
本当に綺麗だと思う
光は、幸せだったんだ」