*SOUZI*
十
光が亡くなり、皆が沖田の様子を気に掛けたが、沖田が泣いたのも
落ち込んだのも
葬式が終わるまでだった
前と変わらず、稽古や巡察
憔悴しきりの慎太郎にも普通に接した
新選組が幕臣に取り立てられ
病が人に知れることなく
日々を過ごす
慎太郎が元気になり
暑い夏が終わる頃
屯所が不動堂村に移った
慎太郎と同室なのは、変わりなく
部屋は、土方の隣になった
「総司!紅葉狩りだ!飲もうぜ!!!」
「そうですね」
沖田の敬語が復活した
宴が始まり、少しすると
「土方さん、先に戻りますね」
沖田が1人屯所に帰った
落ち込んだのも
葬式が終わるまでだった
前と変わらず、稽古や巡察
憔悴しきりの慎太郎にも普通に接した
新選組が幕臣に取り立てられ
病が人に知れることなく
日々を過ごす
慎太郎が元気になり
暑い夏が終わる頃
屯所が不動堂村に移った
慎太郎と同室なのは、変わりなく
部屋は、土方の隣になった
「総司!紅葉狩りだ!飲もうぜ!!!」
「そうですね」
沖田の敬語が復活した
宴が始まり、少しすると
「土方さん、先に戻りますね」
沖田が1人屯所に帰った