*SOUZI*
すやすや眠る光の頬に手を触れる

「ばぁーか」


少し頬をひねる


「んーっ」


痛みに目を開ける

「総司の事… 許してやってくれ…
多分… 総司は…」

「土方さん… 沖田さんを責めないで…
私… 本当に良かったなって… 思ってるから」


そのまま眠りについた





外に出ると沖田がいた


「ぐっすり寝てるよ」

「聞いてないです」


皆は、先に帰り沖田が残っていた
心配しているだろうと教えれば
この態度


「お似合いだったな」


意地悪に言うと


「そうですね
容保様なら、幸せにしてくれるでしょうね」


また敬語か…
土方が沖田より先に歩く


どうにもイライラとこみ上げてくるものがある
しかし、責めるなと言われ


どうしていいのかわからなくなった







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