*SOUZI*
光の事で、皆にからかわれるのは、慣れない

皆の前で口づけをしたから、自業自得

それでも、嫌な気持ちより、祝福を受けるくすぐったさが勝っていた





しばらくして、永倉から湯飲みが渡せそうにないと文があり、益々行かなくて良かったと思えた

藤堂のツテが入隊することになり
すでに京に向かう支度をしているとのこと
新選組の名が江戸に知れていて、喜ばしいのと危険だからと避けられる
それ故に、一般の募集が難航していること
永倉の文は、わかりやすく

やはり、行かなくて良かったと微笑む


「アイツら絶対に遊んでるな」


いや、いや、どうして?と、沖田が土方を見れば、苦虫を噛みつぶす表情


「近藤さんと入れ替わりで江戸に行く」




総司お前もついてこい!と、付け加えられたがやはり、断った





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