*SOUZI*
翌日


土方が光の見舞いへ

「よう!寝てなくていいのか?」

少し顔色が良くなった光が
布団で上半身を起こし、微笑む


「ええ」

「大阪行くとき、俺達が護衛することになったからな!」

「ふふっ頼もしいです!
慎太郎が迎えに来たと聞いた時は
大阪に帰り着けないかと ふふっ」

「塚崎さんと親しいんだな」

「あら?聞いてなかったんですね
私達、幼なじみなんです!」

「へえ~」

「土方さん…私、大阪まで行けるかな…」

「は?」

「こんなに寝込んでしまって
歩けるかなぁーって…」

「担いでやろうか?」

「歩きます!」

「クククッ」


土方が光の肩を引き寄せる


「らしくねぇな?弱気になってどうした」





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