*SOUZI*
「容保様がね…
また、結婚しようと言ってくれてるの
家茂が結婚、楽しみにしてくれてたし
お受けしようか…
凄く悩んでて…
家茂の体調を考えたら、喜ばせてあげたい気持ちが強くなって
なんだか、自分が弱く感じて…」

「容保様なら、不足ないが
お前の心は、迷っているんだろ?
焦ることはない」

「そうですね…」



数日後




隊務に復帰した沖田、新選組が護衛し
光が黒谷へ


「ようこそ」

容保に手を引かれ庭を歩く

「すっかり良さそうだな?」

「うふふっ物凄く化粧を厚くして
顔色をかくしてます!」

「すまない… 無理をさせて…」

「いえ、きちんとお断りをしたくて」

「やはり、断るのか」

「私… 永くないかも…」

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