*SOUZI*
五
新選組屯所
月明かりの下、廊下に座る沖田を見つけ
土方が自分の羽織を脱ぎ
沖田の肩に掛けた
「うわっあったけぇー!」
「体を冷やすなって言ってんだろ!」
「涼んでたんだよ!」
「涼むんじゃねえ!謹慎にすんぞ!」
「謹慎!?ひでぇ!」
健康診断の結果 労咳と診断された
間違いであって欲しい
土方の願いは、叶わなかった
「総司、光が嫁に行く前に
2人で話をした方が良い
刀の事や兄貴の事もちゃんと聞いておけ」
「今更、あの子と2人で何話すの?」
「じゃあ、俺がいてもいいか?」
「そうしてくれないと困る
俺、あんまり話してないから」
「これで恋仲だってんだから
不思議なもんだよな」
「恋仲…とは、違うだろ」
月明かりの下、廊下に座る沖田を見つけ
土方が自分の羽織を脱ぎ
沖田の肩に掛けた
「うわっあったけぇー!」
「体を冷やすなって言ってんだろ!」
「涼んでたんだよ!」
「涼むんじゃねえ!謹慎にすんぞ!」
「謹慎!?ひでぇ!」
健康診断の結果 労咳と診断された
間違いであって欲しい
土方の願いは、叶わなかった
「総司、光が嫁に行く前に
2人で話をした方が良い
刀の事や兄貴の事もちゃんと聞いておけ」
「今更、あの子と2人で何話すの?」
「じゃあ、俺がいてもいいか?」
「そうしてくれないと困る
俺、あんまり話してないから」
「これで恋仲だってんだから
不思議なもんだよな」
「恋仲…とは、違うだろ」