*SOUZI*
「嫌な想いさせたりしたけど
俺は、光を大切に思ってる
兄としても、沖田総司としても」

驚きの表情で光が沖田を見つめる


「沖田さんですよね?」

「は?誰に見えんだよ!?」

「沖田さん…なんだか優しいから
ね?土方さん!今日の沖田さん優しい!」

はしゃぐ光にクククッと笑う


「光と話しているからだろ
な?総司!」


「俺、そんなに冷たくしてねぇだろ!
まぁ新選組にいたときは、光が強いとか
最初知らなかったから
巻き込みたくなかったと言うか…」


「そういうところも兄上に似てる
口数は、多くなかったけど
いつも私を見守ってくれてた
疑われていると思ってたけど
沖田さんが気に掛けてくれていたと
近藤さんから教えて貰ってます!」



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