*SOUZI*
六
仕事でも光を見かけることがなく
土方が会いに行っても城におらず
まったく居所がわからなくなった
そんな日々が続き
「お客様です」
土方に会いに来たのは、塚崎だった
「殿が、亡くなられた
時期に知れ渡ることだろうが
まだ、表沙汰になっていない
光が… 憔悴してしまい
手がつかぬ… 今から会いに行けないか」
「行きましょう!」
沖田は、巡察に出ている為
1人でついて行くことにした
すっかり夏
歩きながら、汗を拭く
「ここから、少し早足でついてきてくれ」
ただの塀かと思ったら、くるりと回り
見たことのない屋敷の庭に出る
「ここにいる
俺は、少し出てくる
土方、よろしく頼む!」
「はい」
土方が会いに行っても城におらず
まったく居所がわからなくなった
そんな日々が続き
「お客様です」
土方に会いに来たのは、塚崎だった
「殿が、亡くなられた
時期に知れ渡ることだろうが
まだ、表沙汰になっていない
光が… 憔悴してしまい
手がつかぬ… 今から会いに行けないか」
「行きましょう!」
沖田は、巡察に出ている為
1人でついて行くことにした
すっかり夏
歩きながら、汗を拭く
「ここから、少し早足でついてきてくれ」
ただの塀かと思ったら、くるりと回り
見たことのない屋敷の庭に出る
「ここにいる
俺は、少し出てくる
土方、よろしく頼む!」
「はい」