Top secret
「私は明の9第皇帝 成化帝の側室なんだけど、年齢が19歳離れてるの。」
「19?万ちゃん美魔女!!」
「おほほほ!!ほかにも側室はいたし正妻もいたけど、一番愛されてたのは私よ。」
「すっごーい!さすが万ちゃん!美魔女!一番愛されてたってことは、こどももいるの?」
「1人だけ皇子を産んだわ。でもすぐに死んじゃって・・・。」
と涙を流しました。
「そうだったんだ。つらいね・・・。」
私はハンカチを取り出し、万貴妃様の涙を拭きました。
「ありがとう。それからの私は妊娠しなくて、ほかの皇の女どもが妊娠するたびに始末していって皇様の子がほとんどいない状態にしたの!」
「えー!?そんな悪いことしたらダメだよー。」
「昔だからいいの!!」
「(よくないって!)えー。そうかなー?」
「そうよ!!私が皇様のこども始末しつづけたから壮年になるまでお世継ぎがいなかったの。」
「あたりまえだよー万ちゃん、ダメだよ。」
「でも紀淑妃が生んだ皇子が生きてたから私すっごい頭きて!!!紀淑妃は始末したんだけど、その息子の弘治帝を始末するの失敗して!!!そいつが皇帝になったの!!!本当イライラする!!!!」
「(怖っ・・・。なんとか落ち着かせなきゃ。)そうだったんだ。大変だったね。苦労したね。」
と万貴妃様の頭をなでると泣きながら私に抱きついてきたました。
「なんてやさしい人なの!私、もっとあなたのことが知りたいわ。」
と上目遣いで見つめてきたのでかわいいなーと思いながら
「気持ち一緒だよ。万ちゃんの好きなものって何?」
と言いました。
「宝石!!うふふ!」
と機嫌がよくなったのでうれしかったです。
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