19時、海風が頬を撫ぜる丘でさよならを。
【Side:祈梨4】一緒に
『何かあったらすぐ俺んとこ来いよ』
…昨日、純が言ってくれたことを頭の中で何度も思い返す。
学校での憂鬱な時間も、嘘みたいに過ぎてく。
なんだかぼーっとする。
純の顔を思い出して、頬がゆるむ。
抱きしめてくれた胸のあたたかさと、腕の力強さを思い出して、また胸がドキドキしだす。
こんなの、小説とか漫画、そういう作り物の中でだけのことだと思ってたのに。
ダメだよ、って思っても純のこと考えるのが止まらない。
いわゆる、恋、してしまったみたいだ。
…昨日、純が言ってくれたことを頭の中で何度も思い返す。
学校での憂鬱な時間も、嘘みたいに過ぎてく。
なんだかぼーっとする。
純の顔を思い出して、頬がゆるむ。
抱きしめてくれた胸のあたたかさと、腕の力強さを思い出して、また胸がドキドキしだす。
こんなの、小説とか漫画、そういう作り物の中でだけのことだと思ってたのに。
ダメだよ、って思っても純のこと考えるのが止まらない。
いわゆる、恋、してしまったみたいだ。