愛しのメガネちゃん



───…




「き、きゃぁっー!!」



ずっと泣いていた美香子がやっと泣き止んだと思ったら、いきなり突き飛ばされた。



え?



「あ、あ…えっと、ごめんなさいっ!!」



そして今度は座り込んだ俺おもいっきり、頭が地面に付くぐらい謝ってきた。



美香子は本当に忙しい(笑)


「いいよ、気にしてないから。それより俺もいきなりゴメンな」



そうやって謝ったら、美香子は顔を真っ赤にしてブンブンと首を横に振った。



「そんな、謝らないで!!アタシ悠太くんがわあんなこと言ってくれて本当に嬉しかったから…久しぶりにおもいっきり泣けたよ(笑)ありがとう」



ニッコリと笑う美香子。



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