東大寺 瑠璃子
瑠璃子姫の部屋に大奥総取締・柳田が来ていました。
柳田は旗本の娘でお美偉の方とは親友であり主従関係でもあります。
「大奥総取締・柳田にございます。お瑠璃の方様、他国の衣装を着て3人で夜伽は風紀が乱れるのでおやめください。」
「手っ取り早くお世継ぎを作るためなので、嫌です。」
「ここは日の本。大奥です!吉原などではないのです!!」
「上様をあきさせぬためにやったこと。なにが悪いのです?」
「お方様は本当に公家の姫ですか?」
瑠璃子姫は怒りを押し殺しなるべおだやかな表情をしました。
「(なんだと!?偉そうに!!公家の姫にむかって
!!)身分が高かろうと低かろうと人の考え方はいろいろあります。大奥総取締ごときが上様の寵愛を得た側室を侮辱するのは、上様を侮辱するのと同じこと。」
「(この気位の高さ、間違いなく公家の姫。)ご無礼お許し下さい。本日、お美偉の方様主催のお瑠璃の方様歓迎の宴のお誘いに参りました。是非、お瑠璃の方様の舞がみたいと・・・。」
「わかりました。私もお美偉の方様の舞がみたいとお伝えください。」
「はっ。」
柳田は旗本の娘でお美偉の方とは親友であり主従関係でもあります。
「大奥総取締・柳田にございます。お瑠璃の方様、他国の衣装を着て3人で夜伽は風紀が乱れるのでおやめください。」
「手っ取り早くお世継ぎを作るためなので、嫌です。」
「ここは日の本。大奥です!吉原などではないのです!!」
「上様をあきさせぬためにやったこと。なにが悪いのです?」
「お方様は本当に公家の姫ですか?」
瑠璃子姫は怒りを押し殺しなるべおだやかな表情をしました。
「(なんだと!?偉そうに!!公家の姫にむかって
!!)身分が高かろうと低かろうと人の考え方はいろいろあります。大奥総取締ごときが上様の寵愛を得た側室を侮辱するのは、上様を侮辱するのと同じこと。」
「(この気位の高さ、間違いなく公家の姫。)ご無礼お許し下さい。本日、お美偉の方様主催のお瑠璃の方様歓迎の宴のお誘いに参りました。是非、お瑠璃の方様の舞がみたいと・・・。」
「わかりました。私もお美偉の方様の舞がみたいとお伝えください。」
「はっ。」