先生。
悪魔の日
ある日



「イッタ……」



私は机の上で蹲っていた。



「どうしたの?大丈夫?」



友達が声を掛けてくれる。



「アレなの…頭とお腹…痛くて…」



アレ、と言うのは月に一度やってくる悪魔。



そう、女の子の日。



「あー…もともと頭痛ひどいもんね」



友達が背中をさすってくれる。



「ん…ありがと…」



「保健室行って来なよ」



普段は保健室に行くほどでも無いんだけど…



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