先生。
シーツを握りしめて丸くなっている



私を見て



「ちょっ!痛いか?大丈夫か?!」



一気に見たこともない焦った顔になった



先生。



「せんせ…いた、い…あ…ッ…!」



また、キューッと痛くなった。



今度はさっきより酷く、勝手に涙が出て



枕が濡れる。



先生はシーツを握りしめる私の手を



シーツから離し自分の手を握らせる。



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