先輩に愛されすぎて。
「は、はい。」


会長ってすごいなぁ…


仕切ってるのか…つまり生徒の中では


祐さんが一番偉い人…って事で。


「緊張しないの。ほら、ね?」


緊張でガチガチの私の頭をポンポンと


撫でる。


「はい…。」


「ハハッ」


「校長?」


「あ、ごめんごめん。なんか仲良いなぁって」


「そんなことは…!!」


「え、木下さん俺と仲良しだよね?」


違うの?、と寂しそうに私を見つめる。


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