先輩に愛されすぎて。
廊下を歩き、着いた教室は…


「広っ…」


この一言だった。


私が通ってた高校と全然違う…。


「まぁ、そら広いだろ。
あ、席は俺の隣な。」


たっくんについて行き席に座る。


座るとちょうどチャイムが鳴った。


「あ、教科書見せて?」


そういえば、ノートは持ってるけど


教科書はまだ貰っていない。


「おう。」


たっくんの席に近づいてノートを取る。


「ねぇ、ここはさーー。」


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