先輩に愛されすぎて。
「桃香」


名前を呼ばれたと思ったら、私の体は


手を引かれたせいで祐さんの体の中に。


「えっ」


「俺…桃香が好きだ」


「…」


突然の告白に言葉が出ない。


「転入して来て一目惚れ…して。」


一目惚れ?こんな私に…?


「転入して来てそんなに経ってないから俺の
事もよく分かってないと思う。
だから、返事は待つから…。」


最後にギュッとキツく抱きしめられ


体は離された。


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