いつになったら好きになるの?『短編』
謎の話し合い

零斗side

零斗side

悠真さんに話があると連れていかれた

「ねぇねぇ零斗あれある?」
「ありますよー」
あれを渡すと
「ありがとう 本当に可愛いね!!!!!」
「·····僕の居ない時の瑠璃は!!!!!」
ちなみにあれとは悠真さんがいなかった時の瑠璃の写真だ
本当は僕もあげたくない
家宝なのに
でもこれにより盗聴器とGPSは許してもらっている
「これはねぇーぼく以外にも行き渡っているんだよーさーて誰でしょう??」
僕は知っている·····
「頼さんとお父さんでしょ·····」
「正解〜!!!!!」
「よく知ってたね 頼はまぁちょっと分かるとしてお父さんはよくきずいたよ」
「頼さんはまぁ口下手なだけだしね·····お父さんもう頼さんと一緒で口下手なだけでしょ·····
瑠璃は愛されてないとか思っているけどただ1人だけの娘だからどうしたらいいか分からないんだろうね」
「そうだよ·····お父さんは瑠璃が2才の時に母さんが死んでからずっとどうせしたらいいか分からなかっただけなんだけどね 頼もお父さんと一緒で口下手なだけだし」
「僕達家族は瑠璃を愛してるからね·····
そういう瑠璃の勘違いがあるから今隣にいられるんだからありがたく思ってよ零斗」
確かに小さい頃の瑠璃が寂しがって僕だけを心の中に入れてくれたのはそれがあるからか·····

「そう言えば 悠真さんお父さんに伝えてくれましたか??瑠璃との婚約」
「えっ·····まだかな 喋ってないだけで溺愛しているからね瑠璃の事話すのちょっと怖いってゆうか·····」

「話しといてくださいね近いうちに絶対ですからね」
「えーやだ だってまだ僕達家族の瑠璃がいいもん」
「頼にも話さなきゃだし·····やばいよー」

「まぁいつか話すよ近いうちに」


それなら安心だ
何も知らないまま婚約していたら瑠璃はどう思うんだろうか·····
瑠璃が今思っていることなんて1番無駄なのに早く素直になって欲しいな

昔の小さい頃の瑠璃みたいに·····
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