いつか君を振り向かせられたなら
「班決めどうしよっか!」
「私は男子嫌!この3人で班決まりってことじゃだめなのかな〜」
「それはアウトね。逆に男子3人がどこがで余るということだもの。それに山ちゃんからも怒られてしまうもの」
「えーやだなぁ…」
話が一向に進展しなさそうなので具体的な例を上げてみる
「神田くん達は?夢話かけられてたよね?」
「神田達と一緒になったらアニメの話しか出来ないから美波と響つまらないと思うし却下するわ」
「じゃあ田村くん達は?」
「田村くん怖い…」
「倉田君たちの班は?」
「あいつは・・・あの男を調子に乗らせたらめんどうなことになるわ」
「いやだなぁ。倉田君たち何考えてるかわかんないし怖い・・・」
ここまで拒否される倉田君たちって・・・
少し倉田君たちに同情するが今は目先の班決めのことに頭を悩ませる
ど、どうしよう…
このままだとずっといろんな人を否定し続けそうだ
んーどうしたものかなぁ
どうにかして誰かに決めてもらわなければ!
「響はどうなのよ。誰かいないの?」
「へ?」
不意打ちの質問に思わず気の抜けた声が出てしまう
夢に比べて話せる男子も少なくましてや仲がいい男子なんていな・・・
「いた・・・」
私の頭の中に一人の顔が浮かぶ
私が唯一気軽に話しかけることのできる人物
「私は男子嫌!この3人で班決まりってことじゃだめなのかな〜」
「それはアウトね。逆に男子3人がどこがで余るということだもの。それに山ちゃんからも怒られてしまうもの」
「えーやだなぁ…」
話が一向に進展しなさそうなので具体的な例を上げてみる
「神田くん達は?夢話かけられてたよね?」
「神田達と一緒になったらアニメの話しか出来ないから美波と響つまらないと思うし却下するわ」
「じゃあ田村くん達は?」
「田村くん怖い…」
「倉田君たちの班は?」
「あいつは・・・あの男を調子に乗らせたらめんどうなことになるわ」
「いやだなぁ。倉田君たち何考えてるかわかんないし怖い・・・」
ここまで拒否される倉田君たちって・・・
少し倉田君たちに同情するが今は目先の班決めのことに頭を悩ませる
ど、どうしよう…
このままだとずっといろんな人を否定し続けそうだ
んーどうしたものかなぁ
どうにかして誰かに決めてもらわなければ!
「響はどうなのよ。誰かいないの?」
「へ?」
不意打ちの質問に思わず気の抜けた声が出てしまう
夢に比べて話せる男子も少なくましてや仲がいい男子なんていな・・・
「いた・・・」
私の頭の中に一人の顔が浮かぶ
私が唯一気軽に話しかけることのできる人物