いつか君を振り向かせられたなら
「響。ちょっといいかな?」
足を痛めたせいで車椅子で参加することになった夜のキャンプファイヤー
断りを入れて私の横に立ったのは悠斗だった
しかし悠斗は背が高いので車椅子に座っている私が悠斗の顔を見ようとすると首が痛くなってしまう
だから前を向いて話すことにする
「どうしたの?」
「いや、今日のこと謝ろうと思って。僕一応班長なのに周りのこと全然見れてなかった。本当にごめん」
悠斗頭を下げて振り絞るように悔しそうな声で謝った
「いやいやいや!そんな謝らないでって!私も不注意だったし…だからさ!ね!気にしないで」
「本当にごめん。おかげで矢野にも怒られちまったよ。」
「えっ?なんで矢野が?」
足を痛めたせいで車椅子で参加することになった夜のキャンプファイヤー
断りを入れて私の横に立ったのは悠斗だった
しかし悠斗は背が高いので車椅子に座っている私が悠斗の顔を見ようとすると首が痛くなってしまう
だから前を向いて話すことにする
「どうしたの?」
「いや、今日のこと謝ろうと思って。僕一応班長なのに周りのこと全然見れてなかった。本当にごめん」
悠斗頭を下げて振り絞るように悔しそうな声で謝った
「いやいやいや!そんな謝らないでって!私も不注意だったし…だからさ!ね!気にしないで」
「本当にごめん。おかげで矢野にも怒られちまったよ。」
「えっ?なんで矢野が?」