いつか君を振り向かせられたなら
「いやー!イベント事の夜は寝ないって約束でしょう!?」



キャンプファイヤーの後各自の部屋に戻り消灯の準備をする



布団を敷いて寝ようとしていた私と美波を夢がいつになく高いテンションで引き留める




「えっ。そんな約束してないけど!?」





私と美波は健康重視なので夜更かしなどせずに寝る予定でいた





アニメ好きの夢はいつも深夜枠のアニメをリアルタイムで見ているからか夜型だ




夜には強い夢は夜にいろんな話をしたいらしい




「絶対に寝ちゃ嫌だわ!寝ないでね!みんなで恋バナとかで盛り上がるの楽しみにしていたのに…」




しくしくしくと泣き真似をする夢




就寝時間を過ぎても夢1人で騒いでいるので私たちもついに折れた




「仕方ないなぁ…美波起きるか…」






「んー眠い〜!でもまあこのままだと寝れそうにないし起きてよーかー」






「ん!それでこそ私の親友だ!ありがとう!じゃあなんの話からしようか!」






いや。こんなので親友という存在悪用しちゃダメでしょ!そう心の中で夢にツッコミを入れる
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