いつか君を振り向かせられたなら
いつの間にか流れで菓子パをしながら話すことになっていた




夢はどれだけ入ってたんだというほどの大量のお菓子をバックから取り出しそれらを広げていった





「あー美味しいわ!やっぱりお菓子がなきゃ何も始まらないわね!」






夢はそう言ってポテチを驚くほどのペースで食べだす






なんでそんなにお菓子食べて足が細くてながいのだろうか





幼児体型の私からしたら今目の前で幸せそうに食べている夢が羨ましいばかりだ






「ところでさ。最近響はどうなの?矢野とはどんな感じなの?最近矢野と響いい感じだよね」






食べる手は止めずに夢がふと思い出したようにそう聞いてきた






突然の質問で思わず飲んでいた水を吹き出しそうになる






「ど、どうって…特に何も無いよ?」
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