不器用な君と不器用な私
「桜木ちゃん、私は桜木ちゃんの上司だから助言させてもらうわ。桜木ちゃんが来てくれて職場もみんな明るくなったのよ。ただ、今あなたの指導をしてくれてる橘さんいるじゃない⁇私も長年、福祉に就いて色々な人を見てきたからわかるの。桜木ちゃんは橘さんをすごく尊敬している。それはすごく伝わるの。確かに橘さんはベテランよ。それにこの福祉に就いてる歴は私よりも長いわ。それに色々なことを知ってる。だから私は橘さんに桜木ちゃんを任せた。私も橘さんに初めて指導をお願いしたの。橘さんならあなたを立派に育ててくれるって思ったから。でもそれは間違いだったのよね。」



「おい、かわ、さ、ん‥⁇」


私は、期待に応えられてないのかな‥。



そう思うと涙が次から次へと‥
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