嵐を呼ぶ噂の学園② 真夏に大事件大量発生中!編
ホームルームの時間。
後期の時間割が渡し終わるやいなや、始まったのは約2ヶ月後に迫った文化祭の話だった。
クラス委員が前に出てきて文化祭実行委員を男女一名ずつ指名した。
実行委員には、
このクラス1の美女、藤宮羽鳥(ふじみやはとり)さんと
クラス1の秀才、田丸潤一(たまるじゅんいち)君が選ばれた。
こういう時にわたしは選ばれかねないのだ。
SA特待生だから皆の前に立ってリーダーシップを取りましょう、みたいな。
わたしはそういうの苦手だから極力やりたくない。
ヒヤヒヤしたけど、ならなくて良かった!
机の下で誰にも分からないように小さく万歳した。
「では、改めまして、実行委員になりました、藤宮羽鳥です。よろしくお願いします。早速ですが、出し物について意見がある人は挙手して下さい」
「藤宮さん、僕にも自己紹介させて下さいよ!」
「あら、ごめんなさい」
アハハハハと愉快な笑い声が教室中に響き渡る。
皆が終始笑顔でいられるような文化祭になったらいいな。
心からそう思った。
後期の時間割が渡し終わるやいなや、始まったのは約2ヶ月後に迫った文化祭の話だった。
クラス委員が前に出てきて文化祭実行委員を男女一名ずつ指名した。
実行委員には、
このクラス1の美女、藤宮羽鳥(ふじみやはとり)さんと
クラス1の秀才、田丸潤一(たまるじゅんいち)君が選ばれた。
こういう時にわたしは選ばれかねないのだ。
SA特待生だから皆の前に立ってリーダーシップを取りましょう、みたいな。
わたしはそういうの苦手だから極力やりたくない。
ヒヤヒヤしたけど、ならなくて良かった!
机の下で誰にも分からないように小さく万歳した。
「では、改めまして、実行委員になりました、藤宮羽鳥です。よろしくお願いします。早速ですが、出し物について意見がある人は挙手して下さい」
「藤宮さん、僕にも自己紹介させて下さいよ!」
「あら、ごめんなさい」
アハハハハと愉快な笑い声が教室中に響き渡る。
皆が終始笑顔でいられるような文化祭になったらいいな。
心からそう思った。